正午なりwith河端一&恵美伸子/春爛漫(名古屋・Tokuzo) 2002.06.29.(土)
[前売:1,500円/当日:1,800円]



河端一と恵美伸子がゲスト参加する『正午なり』のライヴへ。

前回のライヴ(3/2)は、自分が主催者であった事から、従来の正午なり+河端というトリオに、『黒のブルース』に参加していた恵美伸子を加えてのカルテットを是非、と御願いしたのだが、当日の演奏は自分が予想して以上に素晴らしい物で、大感激したと同時に、お客さんからも『次のライヴは何時ですか?』と質問を受ける程、大変好評であった。そのカルテットが再編されるとなれば、出掛けずにはいられないというモノだ。少し早めにTokuzoに到着し、恵美さんからチケットを購入。前売1,500円は安い。こんなに安くて良いのだろうか?

開場後、AMTと河端一のソロのアナログ盤を購入。共に、海賊盤風の作り(ソロはTHE WHO/LIVE AT LEEDSのパロディー)がニヤリとさせる。それにしても、お客さんの少ない事よ。20人以下か。ワールドカップの3位決定戦という日も災いしたのだろう....。私としてはサッカーや野球は後からTVや新聞でも確認出来るので、その場限り、或いは(奇跡的とも言える)偶然のマジックが起こり得る、刹那的なライヴに足を運んだ方が良いのではないかと思うのだが。まあ確かに、スポーツもライヴの一つである事に間違いは無いが。

そう言えば、この日購入したEURO ROCK PRESSを駅での待ち時間にパラパラと見ていたら、『黒のブルース』のレヴューが掲載されている事に気付き、メンバーの皆さんにそれを見せる。まさか、レヴューを書いた人も本人に読まれるとは思ってもいなかっただろう。(それにしても、レヴューの上に掲載されているアッパー度、ダウナー度での数字で、アルバムを買う参考にする人は居るのか? ダウナー度8以上なら買わなければ!と決めている人はいないと思うのだが)

先ず最初に登場したのは、大阪からやって来た『春爛漫』。うーん、これはどう表現したら良いのだろう? ビート系ではないし。バンドの演奏はまあなかなか聞かせるタイプでは有るが、曲は頭に全く残っていないし、思い出せない。申し訳無い。(ギタリストのヘア・スタイルだけは、鮮烈に思い出すのだが)
前述のチケット購入の際、リハーサルを終えた後の恵美さんに「春爛漫ってどんなバンドですか?」と質問した所、「ロックなバンドでした」との答だったのだが、その言葉が理解出来た。ロックなバンドである事は確かだが、要するに表現し辛いってコトです。私は、『正午なり』タイプのバンドだと思っていたので、ちょっと肩透かし。しかし、決して悪いバンドではない。しかし、客席を廻って、CDを売るのは止めてくれ(笑)。

さて、続いて、正午なりの登場。

砂丘
火薬
黒のブルース
夜想
ほとばしりそうな君
薔薇をかくして
石榴
亡命者の夜
丘の上の白い花
彼方
海から
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銀河

新曲も加えたセットリストは、全体的に大人しい印象も受けた。河端のギターは、前回程狂暴ではなく、割とメロディーに忠実な物で、こちらの方が聴き易い、という人が大勢を占めるだろう。
デジカメで撮影しながら、ライヴを見ていたのだが、矢張りこのカルテットは良い。カルテットの構成としては、今最も好きなバンドかもしれない。これにベースが加わったらどうなるだろう?と言う興味は少し有るのだが。(しかし、思い当たるプレーヤーが居ないのも事実だ) 又、このメンバーで、正午なりの代表曲でもある(が、最近演奏されていない)「懐かしい景色」が演奏されたらどの様な感じになるのか、非常に興味深い。



終演後、河端さんが「これ、今日の曲目」と、セットリストを渡して下さったので、貰ってしまった。
石田さん、河端さん、恵美さんと少しお話し(主催ライヴの打ち合わせ等)をして、Tokuzoを後にする。

そう言えば、先日のライヴで、オーラミンのライヴに客演した福岡林嗣氏と話す機会を得たのだが、偶然正午なりの話になって、氏はこう評していた。 『彼(石田氏)は、朗々と気持ち良さそうに歌いますよね。以前正午なりのライヴを見た時、嗚呼、良いなあ、と思って見てたんですよ』。


(2002.07.01.)

2002